葬儀費用における喪主の負担額は香典や保険金でかなり軽減できる

公開日:  最終更新日:2015/04/27

はじめに

去年の暮れに実の父が亡くなりました。
あまりにも突然のことだったので何の準備もしていなかった私。
すべてが初めての経験で本当に大変でした。

そうした中で感じたことや,
みなさんにぜひ伝えておきたいことなどを
このページに書きたいと思います。

いつ何が起きてもあわてずに済むように
しっかりと心の準備をしておきましょう。


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葬儀費用ってどれくらいかかるの?

まず考えなければいけないのは葬儀にかかる費用です。
何にいくらくらいかかるのかをザッと見ておきましょう。

私の場合はこんな感じでした。

・葬儀一式 … 120万円
・御僧侶への御布施 … 20万円
・司法書士 … 20万円
・お見舞い返し … 2万円
・お墓の永代使用料 … 35万円
・墓石購入代金 … 150万円
・仏壇 … 40万円

(合計 387万円)

 

私の父は長男ではなかったため(いわゆる“分家”)
お墓を新規に購入しなければなりませんでした。

幸い市営の墓地が確保できたので
比較的安くできたと思います。

葬儀代は200万近くかかると思っていましたが
120万程度で済みました。

また司法書士についてですが
戸籍や遺産相続関連書類の煩雑な手続きを考えると
専門家にやったもらった方がいいと判断し
すべてを任せることにしました。

御僧侶への御布施は宗派や地域によって変わってきますが
だいたい20万~30万程度が相場のようです。


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葬儀費用で喪主が負担すべき額は?

というわけで私の父の場合は
葬儀から納骨まで約350万かかったわけですが
喪主である私が負担した金額はほぼゼロ円です。

父の口座にはそれなりの額がありましたので
葬儀費用はすべてその貯金からまかないました。

ちなみに貯金の口座は名義人が亡くなると凍結され
家族でも引き出しが一切できなくなってしまいます。

そのため父の容態が危なくなってきたころに
あらかじめ300万円を引き出しておきました。

これですべてを支払うことができたことは
ほんとうによかったと思います。

ただし,葬儀の費用を誰が負担すべきかは
それぞれの家の事情によって異なってきます。

亡くなった人に貯金がほとんどない場合は
配偶者や子供で分担するのが筋でしょう。

そのあたりの負担額については
事前によく話し合っておいた方がいいと思います。

亡くなってからだとすべてがバタバタしていて
落ち着いて話す時間はなかなかとれませんから。


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葬儀費用の負担は香典や保険金で軽減できる

私の場合は父がある程度の貯蓄を残してくれたため
喪主である私の負担はほとんどありませんでしたが
すべての人がそうであるとは限りません。

そういう場合に助けとなるのが香典と保険金です。
父の葬儀で頂いた香典の総額は約50万でしたので
かなりの助けとなりました。

先程示した葬儀関連の費用の合計は約350万でしたが
ここからこの香典料を差し引けば,300万に減ります。
これはかなり大きいですよね~。

それともう一つたよりになるのが保険金です。
父は2つの保険に入っていたので(通常の生命保険とがん保険)
合わせて150万円の保険金を受け取ることができました。

がん保険については全く期待していませんでしたが
「解約金」という形でけっこうな額が戻ってきました。

こう考えてみると生命保険というのは
残された家族のためにもぜひ加入しておくべきだと
今回のことで痛感しました。

月々の生命保険の支払いは
自分の葬儀代の積立金だと考えてください。

残された家族の負担を考えたときに
たとえ100万でもお金が入るのは大きな安心材料です。

まとめ

今回の父の死で強く感じたのは
自分が死んだあとのことを
しっかりと考えておくことの大切さです。

具体的には次の3点です。

・葬儀に来てほしい親戚,知人,友人の連絡先を一覧リストにしておく。
・遺言状をしっかり書き,財産分与についてはっきりさせておく。
・分家の場合は墓地や墓石を生前に購入しておく。

 

父はこうしたことを全くしていなかったため
すべてがゼロの状態からのスタートでした。

特に墓地については
契約が成立してからすべてが完成するまで
1ヶ月以上かかりました。

そのため49日法要での納骨ができず
かなり長い期間,家にお骨を置くことになりました。

事前にお墓を作っておけば
納骨もスムーズに行うことができます。

あなたがこの世からいなくなってから
大変な思いをするのは残された家族です。

そうした家族の負担を少しでも減らすためにも
自分の命があるうちにしっかり手を打っておきたいものです。

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