亜麻仁油の効能 認知症やアトピーの予防にも有効

公開日:  最終更新日:2015/04/27

亜麻仁油の効能に注目が集まっています

亜麻仁油が最近大きな話題になっています。

亜麻仁油とは亜麻の種から抽出される油で
体内では合成できない必須脂肪酸を豊富に含んでいます。

永作博美さん,安めぐみさん,里田まいさんなどが
飲んでいて話題になった油です。

ちょっと前には「いつやるの? 今でしょ!」で有名な
林修先生が“えごま油”を紹介して大きな話題となりました。

この亜麻仁油にも
えごま油と似たような成分が含まれています。

認知症の改善にも効果があると言われている亜麻仁油ですが
いったいどのような特徴があるのでしょうか。


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油は3つに分類される

亜麻仁油の効能をチェックする前に
油の種類について確認しておきましょう。

油は脂肪酸の種類によって
次の3つの種類に分類されます。

1) 飽和脂肪酸 … バルミチン酸など(牛・豚・鶏などの動物性脂肪)
2) 一価不飽和脂肪酸 … オレイン酸など(肉類やオリーブオイル)
3) 多価不飽和脂肪酸 … オメガ6系のリノール酸(サラダ油,ごま油)
オメガ3系のαリノレン酸,DHA,EPA(えごま油,亜麻仁油)

 

ここでまずおさえておきたいのが
「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」の違いです。

飽和脂肪酸は常温では個体として存在するため
体内では溶けにくく固まりやすいのが特徴です。

そのため摂り過ぎると腸内環境を悪化させやすい傾向があります。
またアトピーや花粉症,動脈硬化や糖尿病などの一因となります。

一方,不飽和脂肪酸は常温では液体で存在し,
青魚や植物に多く含まれています。

善玉コレステロールを増やす効果があり
生活習慣病の予防や改善に効果が期待されています。
またアトピーにも効果があると言われています。

こうした不飽和脂肪酸であるリノール酸やαリノレン酸は
人間の体内では合成することができないため
「必須脂肪酸(ひっすしぼうさん)」と言われています。

この必須脂肪酸は食品から摂取するしかありません。
これが体内でDHAやEPAに変わり,体の調子を整えます。

最も大切なのはこれらの3種類の脂肪を
バランスよく摂取することです。

その最も望ましい比率は「SMP比」と呼ばれ
3:4:3が理想とされています。

飽和脂肪酸(S):一価飽和脂肪酸(M):多価値不飽和脂肪酸(P)=3:4:3

一つの油だけに偏ることなく
すべてをバランスよく摂取することが大切なのです。


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亜麻仁油の効能

こうした点を踏まえて
亜麻仁油のメリットを考えてみましょう。

さきほどの分類で見ると亜麻仁油は
多価不飽和脂肪酸のオメガ3系に属します。

このオメガ3系にはαリノレン酸が豊富に含まれており
これが体内でEPAやDHAに変化することで
中性脂肪を減らし,善玉コレステロールを増やします。

こうした作用の結果として
血管の中で血の固まり(血栓)ができるのを防いでくれるため
心筋梗塞のリスクが減るという報告もあります。

このようにいいことづくめのαリノレン酸ですが,
酸化しやすく加熱に弱いという大きな欠点を持っています。

酸化の原因となるのは熱・光・空気ですから
冷蔵庫で保存し,なるべく早く使い切るようにしましょう。

また加熱すると酸素と反応して別の油に変化してしまうので
ドレッシングなど,常温で摂取するのがベターです。

そのため炒めものや揚げ物などふだんの調理には
酸化や熱に強いオリーブオイルを使うようにしましょう。


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亜麻仁油は認知症にも効果がある

亜麻仁油に含まれるαリノレン酸は
認知症にも大きな効果があると言われています。

高齢者の認知機能の低下の原因として
高血圧や高血糖, 高コレステロールなどの
生活習慣病と関連があるという報告が出てきています。

αリノレン酸がこうした生活習慣病の予防に
大きな効果を持っていることが様々な実験から
明らかになってきています。

また,αリノレン酸は脂質の代謝を改善するとともに
神経細胞を活性化することもわかってきました。

こうしたαリノレン酸の働きが
加齢に伴う認知機能の低下を防ぐとともに
認知症の予防に大きな効果を発揮するというわけです。

まとめ

さていかがでしたでしょうか。

亜麻仁油が体にいいことは確かですが
一つだけに偏るのは禁物です。

健康な体を作るいちばんのポイントは
“バランス感覚”です。

3つの脂肪酸をバランスよく摂取することで
健康な体の基礎を作り,病気を予防していきましょう!

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