高脂血症のガイドライン 原因はコレステロール 食事の改善も必要

公開日:  最終更新日:2015/06/26

高脂血症のガイドライン(基準値)について

こんにちは, 今日は健康に関する話題をお届けします。
取り上げるのは「高脂血症」です。

コレステロールや中性脂肪が血液中に
異常に多い状態になるのが高脂血症です。

ひとくちに“高脂血症”といっても
次の3つのタイプがあります。

1) 高コレステロール血症 … コレステロールだけが多い
2) 高トリグリセライド血症 … 中性脂肪だけが多い
3) 複合型高脂血症 … コレステロールも中性脂肪も多い

ちなみに「多い」という言葉の意味ですが
一般的には次の値からが異常値とされています。

・総コレステロール値 220mg/dL以上
・中性脂肪 150mg/dL以上
・HDLコレステロール値 40mg/dL以上
・LDLコレステロール値 140mg/dL以上

ただしこの値は健康な成人を対象にしたものです。
50歳以上の男性,閉経後の女性, 高血圧の人,肥満の人は
次の値が目標値になります。

・総コレステロール値 200mg/dL 未満
・LDLコレステロール値 120mg/dL 未満

また一度でも狭心症や心筋梗塞に
なったことのある人はさらに値が厳しくなります。

・総コレステロール値 180mg/dL 未満
・LDLコレステロール値 100mg/dL 未満

HDLコレステロールは一般には
“善玉コレステロール”と呼ばれています。
善玉なので少なすぎてもダメ,適量が必要です。

またLDLコレステロールは
“悪玉コレステロール”と呼ばれていて
体にさまざまな悪影響を及ぼします。

ただし,コレステロールの値が高くても
それだけでは体にほとんど影響はありません。

怖いのはコレステロールがもとになって
引き起こされるさまざまな病気です。

狭心症や心筋梗塞,脳梗塞など
血管がらみの病気がこれにあたります。

LDLコレステロールの値が240mg/dLを超えると
冠動脈疾患のリスクが急激に高まることが
厚生労働省の調査でわかっています。


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高脂血症の原因

コレステロール値が高くなってしまう原因は
いったい何なのでしょうか。

遺伝的な要因や他の病気が原因で
コレステロール値が高くなる人もいます。

しかし多くの場合,
食事の内容やライフスタイルなどの生活習慣が
コレステロール値に大きな影響を与えています。

コレステロールを多く含む食品の過剰摂取や
食べ過ぎ,早食い,運動不足などが主な原因です。

LDLはそのままでは血管にはたまりませんが
酸化LDLになるとどんどん血管に付着していきます。

その結果,血液の流れが悪くなり
いろいろな病気を引き起こすのです。

この他の「動脈硬化の危険因子」には
次のようなものがあります。

・高血圧 ・喫煙 ・肥満 ・加齢
・糖尿病 ・家族の病歴

こうした危険因子が多いほど,
狭心症や心筋梗塞になりやすいと言えます。


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高脂血症を引き起こす食事とは

一般に次のような食生活は
高脂血症を引き起しやすいと言われています。

1) お腹一杯食べてしまう

食事は常に“腹八分目”を
こころがけるようにしましょう。

食べ過ぎはコレステロールの過剰摂取につながり
肥満や動脈硬化の原因となります。

2) 早食い

よくかまずにガツガツと食べるのも
好ましい習慣とは言えません。

脳が満腹感を感じ始めるのは
食べ始めてから15分から20分後ぐらいです。

ガツガツとイッキに食べてしまうと
脳が「お腹いっぱい」と感じる前に、
大量の食べ物が胃に流れ込んでしまいます。

これを防ぐには
まず野菜など低カロリーのものを先に食べ
脂っぽいものをあとにするのがオススメです。

3) 食事の時間が不規則

例えば夕食の時間が遅いとか
間食・夜食が多いというのも要注意です。

食物を消化・吸収することで得られた栄養は
まず体の活動エネルギーとして消費されます。

ところが,食べてからすぐ寝てしまうと
この栄養は消費されずに体に蓄積されます。

また寝ている間は高血糖の状態が続くため
さまざまな障害を引き起こす原因となります。

4) その他の食習慣

この他の原因ですが外食が多いのも問題です。

外食だとどうしても脂っぽいものが多くなります。
味付けも濃く,塩分を摂りすぎる原因になります。

また,野菜や果物も不足しがちになるため
栄養面でも偏りが出てしまいます。

清涼飲料水の飲み過ぎもよくありません。
コーラやジュースにはかなりの糖分が含まれているため
糖尿病の一因となります。

またこうした糖分は代謝の過程で
ミネラルやカルシウム, ビタミンなどを消費しますので
摂りすぎは悪影響を及ぼします。

5) 好ましい食事とは

高脂血症の治療に食事の管理は欠かせません。
次のような食材を多めに摂るように心がけましょう。

・食物繊維を豊富に含む食品(きのこ,豆,海藻など)
・野菜や果物(特にブロッコリー・トマト・リンゴがオススメ)
・主菜は肉よりも魚中心で(肉・魚の比率は1:1が理想)
・抗酸化物質を多く摂る(ココア・ワイン・レモン・大豆など)

前にも書きましたが“悪玉コレステロール”は
そのままでは血管にはたまりません。

悪玉コレステロールが酸化して
“酸化LDL”という物質に変わった時に
血管にたまりやすくなるのです。

ココアやワインに含まれる抗酸化物質が
こうした酸化をくい止めてくれます。


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まとめ

最後にチェックリストを用意しました。

1週間の生活を振り返ってみて
当てはまる項目が少ないほどOKです。

□ おなかいっぱい食べた日が多かった。
□ かまずに食べることが多かった。
□ 夕食時間が遅いことが多かった。

□ 飲酒の機会が多かった。
□ 間食することが多かった。
□ 外食が多かった。

□ 清涼飲料水をたくさん飲んだ。
□ エレベーターなどをよく使った。
□ 近くでも車を利用することが多かった。

□ これといった運動はしなかった。
□ 揚げ物を多く食べた。
□ 魚よりも肉を多く食べた。

□ 甘いものをよく食べた。
□ 食物繊維を含む食品をあまり食べなかった。

こうした点に気をつけて
健康的な食生活を送りたいですね。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

 

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